「VIVANT」シーズン2で、視聴者の目を引いた変化のひとつがジャミーン役の交代でした。
ぱっと見では前作から3年経っているのでまあこんな感じかなあと思っていたのですが、「あれ、ジャミーン違う?」「成長しただけかと思ったら別キャスト?」と驚いた人も結構多かったみたいですね。
調べてみると、実際、前作のジャミーンはナンディン=エルデネ・ホンゴルズルさん、シーズン2では本間さえさんが演じていてキャスト変更になっていました。
では、なぜジャミーン役は変わったのでしょうか。
現時点で制作側が交代理由を公式発表した形跡は見当たらず、報道各社も変更された事実と視聴者の反応を中心に伝えるにとどまっています。だからこそ今回は、確認できる情報を整理したうえで、無理のない範囲で変更理由を考察してみれたらとおもいます!
【事実確認】ジャミーン役は誰から誰に変わった?
前作『VIVANT』の2023年版キャラクターページでは、ジャミーン役はNandin-Erdene Khongorzul(ナンディン=エルデネ・ホンゴルズル)と明記されています。
一方、最新の公式キャラクターページでは、ジャミーン役は本間さえに変わっています!
前作:ナンディン=エルデネ・ホンゴルズルはどんな子?
前作で登場したナンディン=エルデネ・ホンゴルズルについては、下記の記事でも詳細をまとめているのでご参考にしてみてください。
今作:本間さえとはどんな子?
本間さえは、モンドラナエンタテインメント所属の子役で、事務所プロフィールでは中学1年生・身長148cm。
出演歴には、2026年のTBS日曜劇場『VIVANT』ジャミーン役のほか、ドラマ、再現VTR、映画、CMなどが並んでいます。
ジャミーンはセリフ量こそ多くない役柄ゆえに、表情の豊かさなど求められる、物語の情感や緊張感を左右する役といえるでしょう。続編で本間さえが選ばれた背景には、そうした芝居の安定感への評価もあったのではないかと思えます。
【考察】なぜ変更されたのか?考えられる理由を整理
考察1. 時間経過と成長の問題
いちばん現実的なのは、前作から続編までの時間経過による見た目や雰囲気の変化です。3年も経過してしまうと子役の成長はすさまじく、身長など見た目の変化が生じてしまいます。特にシーズン2は時間軸としては前作と同じなので、急に成長していると違和感が生じます。
SNSの声も見ていると、視聴者から「ジャミーンが違う子になってる!」「ジャミーン、大きくなってる!」といった反応が出たことが紹介されており、ジャミーンという役が子供ゆえにその変化の大きさに注目されがちな側面はありそうです。
しかもジャミーンは、ただの子ども役ではありません。前作では“奇跡の少女”として、物語の余韻や神秘性を背負っていたキャラクターです。そのため、単に同じ子が再登場すればよいのではなく、続編の物語が求めるジャミーン像に、今の見た目や存在感が合うかが大きかったはずです。続編制作側が、今回の物語にとって最適なジャミーン役を優先した可能性は十分ありえるのではないでしょうか?
考察2. 海外出身キャストゆえのスケジュール・調整面
もうひとつ考えやすいのは、海外出身キャストならではの調整の難しさです。前作『VIVANT』は、福澤克雄監督のインタビューでもわかる通り、モンゴルでの大規模ロケを軸にした作品で、モンゴル人キャストについては3度にわたるオーディションを実施するほど慎重に選ばれていました。
続編では撮影条件、滞在条件、学業、渡航、ビザ、長期拘束など、子どもを起用するうえでの現実的なハードルが前回とは違ったとしても不思議ではありません。もちろん公式発表がない以上断定はできませんが、制作都合というより、国際作品ならではの実務的な再調整が起きたと考えるのは自然です。
考察3. 日本語を話せる必要があったのではないか
上記の2つの考察は当たり前と言っては当たり前ですが、個人的にはこちらの3つ目の考察の影響も大きいのではないかと考えています。
前作では言葉を話せなくなってしまった設定だったため、モンゴル人キャストでも問題ありませんでした。しかし、前作の終盤で日本で手術を受けて、今作では日本で今後暮らしていきさらにはインターナショナルスクール的な側面はあるとはいえ日本の教育環境に入っていこうとしていることを鑑みると、日本語を話すシーンが登場してきても不自然ではありません。
そうしたときに日本人キャストで前作の雰囲気を引き継げる方をあえて、選択したと考えられないでしょうか?
【結論】公式発表はないが、「成長」「制作条件」「日本語」が有力か
現時点で確認できる情報をまとめると、ジャミーン役の変更理由は公式に明かされていません。
ですが、
1. 前作からの時間経過による成長
2. 海外出身子役の再起用に伴う実務的ハードル
3. 続編の物語に合わせたキャスト
この3つが重なった可能性は高そうです。
ジャミーンは『VIVANT』の中でも、寡黙ながらも記憶に残るキャラクターです。役者が変わると違和感が出やすい一方で、作品が続く以上、配役もまた更新されていく。その意味では今回の変更は、単なる交代ではなく、続編が前作のコピーではなく、新しい章に入ったことを示すサインなのかもしれません。


