『VIVANT』を見ていると、どうしても気になってくるのが「バルカ共和国って、結局どこの国なの?」という疑問です。
砂漠の乾いた空気、広場のスケール感、無機質な建物のたたずまいまで妙に現実味があって、実在の国だと思っている人も少なくないはず。
そこで本記事では、バルカ共和国の正体を整理したうえで、モデルとされるモンゴル・ウランバートルのロケ地から日本からどう行けばいいのかまで、ドラマの余韻を旅につなげる目線でまとめます。『VIVANT』を見終えたあとに、ただ考察するだけで終わらせず、「あの場所を自分の目で見てみたい」と思った人にお届けしたい記事です。
【結論】バルカ共和国は存在しない!モデルはモンゴル・ウランバートル
結論から言うと、バルカ共和国は実在しません。『VIVANT』のために作られた架空の国家です。

バルカ共和国は「架空の国」でありつつ、モンゴルの地理・文化・社会を下敷きにしながら作られた存在です。つまり、完全な空想ではなく、モンゴルに似せながらモンゴルそのものではない国として設計されているわけです。
その一方で、ロケ地はかなり具体的です。日本旅行がTBSの協力で実施した『VIVANT』モンゴルロケ地ツアーでは、「バルカ共和国の首都クーダン」として撮影されたのがウランバートル市内だと案内されています。
スフバートル広場や国立ドラマ劇場など、劇中で見覚えのある場所が実際の巡礼スポットとして組まれています。
VIVANTに登場する架空国家「バルカ共和国」とは?
ドラマ「VIVANT」とは?あらすじと概要
『VIVANT』は、丸菱商事に勤める乃木憂助が、130億円の送金ミスをきっかけに中央アジアのバルカ共和国へ向かい、そこで爆破事件に巻き込まれたうえ、犯人の濡れ衣まで着せられてしまうことから始まります。
最初はビジネスものに見えた物語が、どんどん国際サスペンスへ広がっていく設計になっています。
乃木は「ただの会社員か、それとも――」という引きで紹介されており、作品の魅力は単なる異国サスペンスではなく、主人公の正体と宿命が少しずつ剥がれていく面白さにあります。
「バルカ共和国」とは?
バルカ共和国は、作中では中央アジアにある共和国として描かれています。

劇中地図のバルカはモンゴルとカザフスタンの間にあるように見えますが、現実にはモンゴルとカザフスタンは直接国境を接していません。
そのズレも含めて、バルカ共和国は現実の地理を少しずつ組み替えながら作られたありそうで存在しない国だと考えるのが自然です。
また、作中にはモンゴル語の響き、ゴビ砂漠を思わせる風景、多宗教が混在する設定などが混ざっていて、モンゴルらしさをベースにしながら、ロシア・中央アジア・中東の空気も意図的にブレンドした国とみなせます。
ドラマ「VIVANT」はどこで見れる?
いま『VIVANT』を見返すなら、まず押さえたいのは配信先。
Amazon Prime VideoでPrime対象の見放題作品となっている場合は、お手軽に一気見したい人におすすめの選択肢です。一方でU-NEXTは、第1シーズン全話に加え、第2シーズンを独占見放題配信しているので、リアルタイムで作品世界を追いかけたいならU-NEXTのほうが相性はいいでしょう。
詳細な配信状況は下記の記事をご参照ください。
バルカ共和国のモデルはモンゴル
バルカ共和国のモデルがモンゴルだと言われる理由は、雰囲気だけではありません。
バルカ共和国の首都クーダンとして撮影が行われた、ウランバートル市内のロケ地を巡るツアーも開催されています。映像として私たちが見ていたバルカの首都は、モンゴルの首都ウランバートルだったと見て間違いありませんね!
加えて、スフバートル広場、国立ドラマ劇場、セントラルタワー、ブーダイホテルなど、ウランバートル市内の具体的なロケ地が次々に挙げられています。ドラマを見ていると国名は架空でも、建物や街の骨格には現実のモンゴルがしっかり映っていたことがわかります。
モンゴル・ウランバートルってどんなところ?
ウランバートルは、モンゴル中央部の標高およそ1,300メートルに位置する、政治・経済・社会の中心地です。
四方の山々に囲まれた都市であり、草原国家の首都らしく、都市でありながらどこか抜けのある景観が印象に残ります。『VIVANT』で感じた乾いた広さや首都なのに空が開けている様子は、まさにこの街の個性そのものです。
観光地としても、スフバートル広場、ガンダン寺、ザイサンの丘など市内だけでも見どころが多く、少し足を伸ばせば草原やゲル体験にもつながります。
ドラマの聖地巡礼としてだけでなく、モンゴルらしい文化や風景まで堪能できるのがウランバートルの魅力でしょう。
Klook.comモンゴル・ウランバートルのロケ地を紹介
まず外せないのが、スフバートル広場です。ここが「バルカ共和国の首都クーダンの広場」として使われています。
次に印象的なのが、国立ドラマ劇場です。こちらは「バルカ国際銀行」として使われた建物とされています。さらに現地旅行会社の案内では、セントラルタワーがGFL社のオフィスビル、ブーダイホテルが大使館関連のロケ地として挙げられていて、市内を歩くと『VIVANT』の風景がつながっていきます。
モンゴル・ウランバートルへの行き方は?
直行便はMIATモンゴル航空・ユナイテッド航空・ANA・JAL
日本からウランバートルへ向かうなら、成田発で直行便がでています。
成田―ウランバートル間は直行便で約5時間30分程度。思ったより現実的に行ける距離感ですね。
航空会社については、直行便はMIATモンゴル航空とユナイテッド航空、日系ではANAとJALが就航しています。ANAとJALはコードシェア便なのでご注意ください。
モンゴル・ウランバートルのおすすめの季節
モンゴル観光のベストシーズンは、6月から8月の夏です。
この時期は気候が比較的温暖で過ごしやすく、緑の草原や満天の星空を楽しみやすいとされています。『VIVANT』のロケ地巡りをメインにしつつ、モンゴルらしい大地の広がりまで味わいたいなら、やはり夏がおすすめ。
また、7月にはナーダム祭もあり人が増えやすい時期でもあります。もし少し落ち着いて回りたいなら、初秋を狙うのも悪くありません。
【まとめ】モンゴル・ウランバートルに訪れてVIVANT・バルカ共和国に想いを馳せよう!
バルカ共和国は実在しません。でも、だからこそ面白いとも言えます。
存在しない国なのに、風景だけは確かにこの世界のどこかにあって、その答えをたどっていくとモンゴル・ウランバートルに行き着きます。
『VIVANT』を見終えたあとは、ぜひ次は地図を開いてウランバートルを見てみてください。スフバートル広場や国立ドラマ劇場を知ったうえで本編を見返すと、バルカ共和国はもう架空の国ではなく、現実の国に移り変わります。ドラマの余韻を感じながら、ぜひモンゴル・ウランバートルに向かってみてはいかがでしょうか?


